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dynabook SS SX/190NKへの Fedora Core 4インストール
(HDDリカバリモデルをデュアルブートにする方法)


 
                      <ご注意>

 以下の作業は、パーティション設定を操作するので、大変危険です。
 可能であれば、Norton Ghost、Acronis TrueImage等のHDDバックアップツールを
 利用し、バックアップを取ってから作業を行ってください。 失敗してHDDリカバリが
 出来なくなった場合、有償で東芝のサポートを 受けなければならなくなるかもしれ
 ません。
 本件に関してはユーザの自己責任の下、作業を行ってください。 
 弊社及び、株式会社 東芝はいかなる責任も負うことはありません。


                   東芝デジタルメディアエンジニアリング株式会社
 


1. Widows領域の再設定
最初に、Linuxをインストールするための領域を確保するため、Windows領域を変更(縮小)する。

Windows領域を初期化(HDDリカバリー)するので、予めデータなどのバックアップを取ってください。

パーティション領域の変更には、1CDLinuxのknoppixを利用。
(CD起動でlinuxの操作を一通り行えるので、1枚用意しておくと何かと便利!)
knoppix_v3.8.2-20050505-20050606.iso (ブータブルCD)を挿入し、F12+電源ボタンでCDブートを選択して起動する。
起動したらコンソールを開き、fdiskでパーティションの変更を行う。

この時、/dev/hda2のhidden領域は絶対に触らないようにすること!ここを壊すとHDDリカバリーが出来なくなります!!!

#su
#fdisk /dev/hda
で現在のパーティション設定を確認(p)。

/dev/hda1      1   6984  7  HPFS/NTFS
/dev/hda2   6985   7296  1c  hidden

リカバリ領域(hda2)はそのまま残し、hda1のXP領域を縮小(10-3000)してLinux領域を確保。
前に/boot領域と、後ろにLinuxをインストールする領域を空ける。
その後、hda1にブートフラグを立て、wで保存。

/dev/hda1 *    10    3000   7  HPFS/NTFS
/dev/hda2    6985   7296  1c  hidden

knoppixを終了し、0+電源ボタンでHDDのリカバリを行い、Windows領域のリカバリーを行い、Windowsが
正しく起動できるか確認する。

これで、前準備が完了。


2.FC4インストール
外付けCD-ROM/DVD-ROMドライブにFC4-i386-DVD.iso(1枚組)をインサートし、CDブート
で立ち上げる。

インストール作業はスムーズにいった。ディスクパーティションの設定は下記の
通りとした。
/dev/hda1      10   3000   7  HPFS/NTFS
/dev/hda2    6985   7296  1c  Hidden
/dev/hda3 *      1      9  83  Linux (/boot)
/dev/hda4    3001   6984   5  拡張領域
/dev/hda5    3001   3100  82  Linux swap
/dev/hda6    3101   6984  83  Linux (/root)

領域のアサイン順とパーティション番号がちぐはぐになるが、気にしない。
   順の通りにhda1 /boot、hda2 WinXPとすると、Windowsが起動できなくなるので注意!



3.ネットワーク設定
ネットワークの設定が出来なかった為、インストール後に設定した。

[LAN]
下記サイトを参考に、Marvell Yukon 88E8053 PCI-E Gigabit Ethernet Controller
用のドライバをダウンロード/インストールし、LANを使用できるようにした。

参照サイト:
http://yanenoue.air-nifty.com/space/2005/02/marvell_88e8053.html

ダウンロード元:
http://www.syskonnect.com/syskonnect/support/driver/zip/linux/

ダウンロードドライバ:
install-8_18.tar.bz2

#tar xfvj /media/floppy
でファイルを解凍。

#cd Driverinstall
#./install.sh
でインストール作業開始。

choose your favorite installation method:に1を入力し、y(yes)を
入力。

すると、
kernel header not found
please install the linux header files
となった。

そこで、
#lin -s kernels/2.6.11-1.1369_FC4-i686 linux
としたら、今度は順調にインストール作業が進んだ。

最後に
#modprobe sk98lin
でドライバのインストール作業は終了。

後はFC4でネットワークの設定(デスクトップ→システム設定→ネットワーク)を行う。
 手順
 ・デバイスの画面で「新規(N)」を選択。
 ・デバイスタイプをイーサネット接続とし、「進む(F)」をクリック。
 ・Marvell Technology Group Lid. 88E8053 Gigabit Ethernet Controller (eth0)
  を選択し、「進む(F)」をクリック。
 ・次の画面はデフォルトのまま「進む(F)」。
 ・「適用(A)」をクリックして終了。


[WLAN]
外付けUSB CD-ROM/DVD-ROMを使用し、Atherosドライバのダウンロード/インストール
を行った。

ダウンロード元:
http://pipiche.free.fr/Downloads/Fedora/SRPMS/
http://atrpms.net/dist/fc4/madwifi/

ダウンロードファイル:
madwifi-0.0.20050217-1.src.rpm
madwifi-kmdl-2.6.11-1.1369_FC4-0.9.4.12-16.rhfc4.at.i686.rpm

手順:
まずSRPMをrebuildし、RPMパッケージをインストールする。

# cd /media/cdrom
でディレクトリを/rootから/cdromへ変更

# rpmbuild --rebuild madwifi-0.0.20050217-1.src.rpm
でRPMファイルが/usr/src/redhat/RPMS/i386/に作成される。

# rpm -ivh madwifi-kmdl-2.6.11-1.1369_FC4-0.9.4.12-16.rhfc4.at.i686.rpm
でRPMパッケージのインストールが完了。

念の為、無線LANが問題なく使用出来たか下記手順で確認。
#ifconfig ath0 up(無線LANのインターフェイスがアクティブになる)
#iwlist ath0 ap(アクセスポイントが表示される)

最後に、FC4でネットワークの設定(デスクトップ→システム設定→ネットワーク)を行う。
 手順
 ・デバイスの画面で「新規(N)」を選択。
 ・デバイスタイプをワイヤレス接続とし、「進む(F)」をクリック。
 ・Atheros Communications, Inc. AR5212 802.11abg NIC (ath0)を選択し、「進む(F)」をクリック。
 ・次の画面はデフォルトのまま「進む(F)」。
 ・次の画面もデフォルトで「進む(F)」。
 ・「適用(A)」をクリックして終了。


4.感想
このマシンは、東芝20th Anniversaryの記念モデルで、2005年4月に発売された新機種
だが、外観はシンプル・モダンでカッコよく、サイズも薄くて持ち運びにはかなり良い。
なおかつ最新のFC4もスムーズにインストールでき、ネットワークも使用出来るのだから、
新機種の中でも超オススメ!!
http://dynabook.com/pc/catalog/ss_c/050420sx/index_j.htm