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Libretto U100/190DSWにDebian/GNU Linux

(メーリングリスト:[tlinux-users-j:03830] Debian/GNU Linux on Libretto U100より)



みなさま、はじめまして。
5月に購入したLibretto U100のDebianでの利用がようやく確認
できましたので、ご報告致します。

X Windowや諸処の設定は「東芝Linux情報Librettoページ」の
Libretto U100/190DSW - Turbolinux 10 Desktop Series Update Kit 3 / kernel-2.6.0-21
を参考にさせてもらいました。
とても助かっています。

以下は上記を例に、Try&Errorで確認出来た所の差分です。
同Librettoオーナーの方々の参考になれば幸いです。

===
Debian/GNU Linux sarge対応
『Debian辞典』付属CDにてセットアップ

(Y-標準で動作 M-要設定 N-動作せず L-動作に制限あり --未確認)

PCMCIA
M
yenta_socket
Hibernation機能利用の為、要module化
W-LAN
M
ath_pci
madwifi-tools_20050124_i386.deb, madwifi-source_20050919_i386.deb
の組合せにて54Mbps動作確認。
TOSHIBA向けモジュール
Y
toshiba(BIOS Call)
toshiba_acpi(ACPI)
共にモジュールロードのみ確認
Hibernation
M
  http://www.suspend2.net/ を参照
Linuxカーネル(linux-2.6.13.1)
Y
  Suspend2パッチ(software-suspend-2.2-rc7-for-2.6.13)
Suspend2ユーザインターフェースアプリ(suspend2-userui-0.6.1)
Suspend2・hibernateスクリプト(hibernate_1.10-1_i386.deb)
の組合せにて動作確認。

--- Hibernation memo.
a). カーネルは『Debian辞典』で手引されてる--initrdオプションは
「なし」で再構築。
カーネル・コンパイル・オプションメモ。
Suspend2関連
CONFIG_SUSPEND2_CRYPTO=y
CONFIG_SUSPEND2=y
CONFIG_SUSPEND2_SWAPWRITER=y
# Cryptographic options
CONFIG_CRYPTO_LZF=y
を指定
# ATA/ATAPI/MFM/RLL support
CONFIG_IDE=y
CONFIG_BLK_DEV_IDE=y
CONFIG_BLK_DEV_IDEDISK=y
CONFIG_IDEDISK_MULTI_MODE=y
CONFIG_IDE_TASK_IOCTL=y
CONFIG_IDE_GENERIC=y
CONFIG_BLK_DEV_CMD640=y
CONFIG_BLK_DEV_CMD640_ENHANCED=y
CONFIG_BLK_DEV_IDEPNP=y
CONFIG_BLK_DEV_IDEPCI=y
CONFIG_IDEPCI_SHARE_IRQ=y
CONFIG_BLK_DEV_GENERIC=y
CONFIG_BLK_DEV_RZ1000=y
CONFIG_BLK_DEV_IDEDMA_PCI=y
CONFIG_IDEDMA_PCI_AUTO=y
CONFIG_BLK_DEV_PIIX=y
CONFIG_BLK_DEV_SLC90E66=y
CONFIG_BLK_DEV_IDEDMA=y
CONFIG_IDEDMA_IVB=y
CONFIG_IDEDMA_AUTO=y
のIDE関連をどどどとonにしておくと良い感じで再構築後のカーネル
がスムーズに起動してくれる気がします。
その他のオプションはどちらかと言うとmodule化しておいた方が
良さそうな感じ。

b). カーネルbootオプションにsuspend2=swap:/dev/SWAPを付加し、reboot。
新しいカーネルの起動を確認。
grubのmenu.lstに
# kopt_2_6_13=root=/dev/ROOT ro vga=0x361 resume2=swap:/dev/SWAP
の行を追加しておくと幸せになれるかも。
grubメニュー項目例
title Debian GNU/Linux, kernel 2.6.13.1
root (hd0,?)
kernel /boot/vmlinuz-2.6.13.1 root=/dev/ROOT ro vga=0x361 resume2=swap:/dev/SWAP
savedefault
boot

c). suspend2-useruiはコンパイルしてmake installして/usr/local/sbinにいれる。
suspend2ui_text -tで動作テストしとくこと。
d). hibernateスクリプトの設定(/etc/hibernate/hibernate.conf)抜粋。
UseSuspend2 yes
Reboot no
EnableEscape yes
DefaultConsoleLevel 1
Compressor lzf
FBSplash on
FBSplashTheme suspend2
UnloadBlacklistedModules yes
LoadModules auto
DownInterfaces ath0 eth0
StopServices alsa pcmcia cpufreqd
StartServices cpufreqd pcmcia alsa
SwitchToTextMode yes
UseDummyXServer yes

無線LANのモジュールはハイバネーションと相性が悪いとヒントに
あるので設定ファイル(/etc/hibernate/blacklisted-modules)
でハイバネート時にモジュールをアンロードさせるようしてい。
ath_pci
をリストに追加。

d). ハイバネートしてみる。
今のセッティングだとハイバネーション復帰後X Windowが停止
しちゃいますが、
仮想コンソールに切替えてからhibernateすると安定します。
大分快適になってまいりました。
...
メモリ1GB搭載のLibretto U100でハイバネーションからの復帰
に約1分半かかる感じです。

===

個人的に、無線LAN利用とハイバネーションが出来るかどうかが、
Libretto U100メイン機移行へのカギでした。
これから富士通LOOX S9からユーザ情報の引越しを始める予定です。

よろしくお願い致します。