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動作確認レポート
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Libretto L1 Linuxインストール評価

VineLinux2.1.5(FTP版) RedHatLinix7.1(製品版) 2001(H13).6.25作成 ------------------------------------------------------------------------------- 1.評価対象機種の仕様 機種名/型番 Libretto L1/060TN / PAL1060TNMxx プロセッサ Transmeta Crusoe 600MHz メモリ(最大) 128MB/256MB BIOS ROM ACPI 1.0b ハードディスク 10GB ディスプレイ 10 inch TFT 1,280×600ドット グラフィック アクセラレータ S3 Savage IX ビデオRAM 8MB キーボード 日本語106キーボード搭載 サウンド コントローラ PCI(ALi PCI South Bridge Audio) FDD 1port 外付けFDD(2DD(720KB)/2HD(1.44MB) USBコントローラ 2port PCカード コントローラ Typex1(CardBus) Modem RJ-11(56k) LANコントローラ (None) ------------------------------------------------------------------------------- 1.VineLinux2.15(FTP版)インストール評価 1.1評価結果 外付けのCD-ROMドライブ(PA2673UJ)からVineLinux2.15インストールCD(FTP版)を インストール。USB FDD(PA2680UJ) インストールFD(pcmcia,img) 1.PCMCIAスロット      ○   外付けのCD-ROMドライブ(PA2673UJ)      ○   LANカード(IPC5008)      ○ 2.USB      ○   USB-FDD(PA2680UJ)      ○   USBマウス(IPC5017A)      ○ 3.サウンド:[ALi]PCI South Bridge Audio   X 4.内蔵のアキュポイントマウス      ○ 5.Video(1280x600ドット)      △*1 6.内蔵モデム      X 7.電源管理(シャットダウン)      X 8.省電力機能(Fn+F2、F3)      X *1 1280x600ドットの解像度に設定できるが、ログアウト時にエラー表示になりストップる。 1.2 インスール環境とインストール作業 1)外付けのCD-ROMドライブ(PA2673UJ)、純正USB FDD(PA2680UJ)、USBマウス(IPC501 7A)をLibureoo L1本体に接続した状態でインストールを行なった。インストールの方法と しては、インストールCDのimagesディレクトリからpcmcia.imgをFDに切り出してインストー ルFDを作成して行なった。 2)インストールFDをUSB FDDに、外部CD-ROMにインストールCDを挿入してLibretto L1の 電源を入れると、FDからインストールプログラムが起動して、その後自動的に外付けのCD-R OMドライブが認識されるのでメッセージにしたがったインストール作業を進めることができ る。 3)インストールプログラムが終了した後、Libretto L1を再起動させるとVineLinux2.15が 起動してX Windowsシステム(GNOME)を起動させることができる。 1.3 アキュポイントマウスとUSBマウス(USBコネクタ接続) X Windowsシステム(GNOME)を起動させるとアキュポイントマウスとUSBマウスの両方が正 常に動作する。 1.4 1280x600ドットの画面設定 X Windows(GNOME)を起動させた後、エディタで/etc/XF86Configを修正して、ログアウト 後GNOMEを再起動させると1280x600ドットの解像度に変更される。なお、画面の解像度を12 80x600ドットにするとログアウト時画面表示がエラー表示されてストップする。 変更点 1)Monitor sectionにModeline "1280x600"を追加 # ********************************************************************** # Monitor section # ********************************************************************** # -- 1280x600 -- Modeline "1280x600" 60 1280 1328 1512 1712 600 601 603 625 2)Screen section、Driver "svga"のModesを"1280x600" に変更 # ********************************************************************** # Screen section # ********************************************************************** # The svga server Section "Screen" Driver "svga" Device "S3 Savage (generic)" Monitor "tos5088" DefaultColorDepth 16 Subsection "Display" Depth 16 Modes "1280x600" ViewPort 0 0 EndSubsection 1.5 USBーFDD(USBコネクタ接続) VineLinux2.15を起動させてX Windowsシステム(GNOME)のコンソールから次のコマンドを 実行すると、USB-FDDはマウントされてて使用することができる。ファイルマネージャから/ mnt/floppyをダブルクリックするとFDの内容を見ることができる。なお、USB-FDDは、scsi 扱いになっているので、デバイス名はsdaと指定する。  mount -t msdos /dev/sda /mnt/floppy   *msdosフォーマットのFDをマウントする場合。 1.6 PCMCIAスロット接続の外付けCD-ROMドライブ(PA2673UJ) VineLinux2.15を起動させてX Windowsシステム(GNOME)のコンソールから次のコマンドを 実行すると、外付けのCD-ROMドライブ(PA2673UJ)はマウントされて使用することができる。 ファイルマネージャから/mnt/cdromをダブルクリックするとCDの内容を見ることができる。  mount -t iso9660/dev/hde /mnt/cdrom   *CD-ROMの標準フォーマットISO9660のCDをマウントする場合。 1.7 PCMCIAスロット接続のLANカード(IPC5008A) LANカード(IPC5008)をLibretto L1のPCMCIAスロットに差し込んだ状態でVineLinux2.15を 起動させてX Windowsシステム(GNOME)からNETWORK CONFIGURATORというネットワークツー ルを起動させてeth0を設定するとLAN接続が可能になる。GNOMEにあらかじめインストールさ れているWEBブラウザの1つであるネットスケープコミュニケータから社内(DHCPで自動認 識されたネームサーバ)/社外(proxyの設定が必要)のhttpを検索することができた。 1.8 サウンド VineLinux2.15を起動させてsndconfigコマンドを実行すると、次のサウンドモジュールが検 出されるが設定段階でnot supportedというメッセージが返されて設定できない。そのため 現状ではビープ音以外の音関係のサウンドアプリを実行(鳴らす)することはできない。  [ALi]PCI South Bridge Audio 1.9 モデム Libretto L1の内蔵モデムがルーセントのモデムドライバ(tmodem.o)で使用できるかを podprobe ltmodem.oと実行してインストールしようとしたが、podprobeエラーではじかれ しまう。そのため現状では内蔵モデムを使用することはできない。 1.10 電源管理(シャットダウン) shutdownコマンドを実行しても、電源を自動的に落とすことができない。最後の段階で電 源スイッチを押して落とす必要がある。原因として考えられるのは、Libretto L1のBIOSは、 ACPI BIOSの機能のみでAPM BIOS機能がないためである。なお、VineLinux2.15で採用されて いるカーネルは、2.2系なのでACPI BIOSには対応していない。ACPI BIOSの対応は、カーネ ル2.4系からになる。 1.11 制御キー(省電力機能など) 制御キーFn+F1、F2、F3、F5が使用できない。かろうじてFn+F4でビープ音の設定のみ可能。 ・Fn+F1:画面ロック ・Fn+F2:省電力の設定(CPU Power、LCDの明るさなど) ・Fn+F3:スタンバイ、サスペンドの設定 ・Fn+F4:ビープ音の設定 ・Fn+F5:画面切り替え(LCD、外部CRT) ------------------------------------------------------------------------------- 2.RedHat Linux7.1(製品版)インストール評価 2.1 評価結果 外付けのCD-ROMドライブ(PA2673UJ) RedHat7.1インストールCD(製品版) USB FDD(PA2680UJ) インストールFD(boot,img)を起動させて、boot:画面で boot: Linux ide2=0x1a0,0x3a6と実行して外付けのCD-ROMドライブを認識される 1.PCMCIAスロット      X   外付けのCD-ROMドライブ(PA2673UJ)      X   LANカード(IPC5008)      X 2.USB      ○   USB-FDD(PA2680UJ)      △*1   USBマウス(IPC5017A)      ○ 3.サウンド:[ALi]PCI South Bridge Audio X 4.内蔵のアキュポイントマウス      X 5.Video(1280x600ドット)      X 6.内蔵モデム      X 7.電源管理(シャットダウン)      X 8.省電力機能(Fn+F2、F3)      X *1 USB-FDDのマウントは可能だが、ファイル操作(コピーなど) を行なうと入出力エラーが発生する。 2.2 インスール環境とインストール作業 1)外付けのCD-ROMドライブ(PA2673UJ)、純正USB FDD(PA2680UJ)、USBマウス(IPC501 7A)をLibureoo L1本体に接続した状態でインストールを行なった。インストールの方法と しては、インストールCDのimagesディレクトリからboot.imgをFDに切り出してインストール FDを作成して行なった。 2)インストールFDをUSB FDDに、外部CD-ROMにインストールCDを挿入してLibretto L1の 電源を入れると、FDからインストールプログラムが起動する。boot画面で次のようにキー入 力して実行する。その後自動的に外付けのCD-ROMドライブが認識されるのでメッセージにし たがったインストール作業を進めることができる。  boot: Linux ide2=0x1a0、0x3a6 3)インストールプログラムが終了した後、Libretto L1を再起動させるとRetHatLinux7.1 が起動してX Windowsシステム(GNOME)を起動させることができる。なお、起動時はマウス が動作しないので、USBマウスをkazduで再認識させて使用する必要がある。詳しくは1.3を 参照のこと。 メモ: kazduはMS WindowsのPnP(プラグアンドプレイ)にあたる機能であり、RedHatLinux起動時 に新しいデバイスが認識されると起動して設定を行なうことができる。 2.3 アキュポイントマウスとUSBマウス(USBコネクタ接続) 1)アキュポイントマウスは、kazduで認識されるが正常に動作しない。 2)USBマウスは、USBマウスの抜き差しをRedHatLinux7.1の起動/シャットダウンを次のよ うに繰り返すと使用できるようになる。 USBマウス接続状態→シャットダウンしてUSBマウスをはずす→起動→kazzuが起動してPS/2 マウスを認識→ログオン→ GNOME起動→PS/2マウスは動作せず→シャットダウン→ USBマウス接続→起動→kazzuが起動してUSBマウスを認識→ログオン→GNOME起動→USB-マウ スが動作する 2.4 1280x600ドットの画面設定 X Windows(GNOME)を起動させた後、エディタで/etc/XF86Configを修正して、ログアウト 後GNOMEを再起動させても1280x600ドットの解像度に変更されない。また、Xconfigurator で別の1280x1074ドットなどへの変更も試みたが解像度は変更されない。RedHatLinux7.1で は、これまでのXF86Configとは別の設定ファイルがあるようである。 2.5 USBーFDD(USBコネクタ接続) RedHatLinux7.1を起動させてX Windowsシステム(GNOME)のコンソールから次のコマンドを 実行すると、USB-FDDはマウントされてる。しかし、ファイル操作(コピーなど)を行なう と、入出力エラーが発生する。 なお、USB-FDDは、scsi扱いになっているので、デバイス名はsdaと指定する。  mount -t msdos /dev/sda /mnt/floppy   *msdosフォーマットのFDをマウントする場合。 2.6 PCMCIAスロット接続の外付けCD-ROMドライブ(PA2673UJ) PCMCIAチップがRedHatLinux7.1に認識されていないので、PCMCIAスロット接続の外付けのCD -ROMドライブ(PA2673UJ)を使用することはできない。lsmodコマンドを実行するとpcmcia_ coreのみしかインストールされていない。原因として考えられるのは、Libretto L1からリ ソースを確保(認識)できないためではないかと考える。BIOSを以前のToshiba PCのように 設定できれば解決の方法もあると思われるが、Libretto L1ではこのBIOSの設定そのものが 変更不可なので、解決策は別の方法を考える必要がある。 2.7 PCMCIAスロット接続のLANカード(IPC5008A) PCMCIAチップがRedHatLinux7.1では認識されていないので、PCMCIAスロット接続のLANカー ド(IPC5008A)は使用することはできない。 2.8 サウンド RedHatLinux7.1を起動させてsndconfigコマンドを実行すると、次のサウンドモジュールが 検出されるが設定段階で ”このモジュールはサポートされていますが、BIOSのPnPの設定をnoに設定すると直るでしょう” というメッセージが返されて設定できない。そのため現状ではビープ音以外の音関係のサウ ンドアプリを実行(鳴らす)することはできない。原因として考えられるのは、PCMCIAスロ ットと同じようにLibretto L1からリソースを確保(認識)できないためではないかと考える。  [ALi]PCI South Bridge Audio 2.9 モデム VineLinux2.15と同じ結果になることが考えられるので動作は未確認。 2.10 電源管理(シャットダウン) shutdownコマンドを実行しても、電源を自動的に落とすことができない。最後の段階で電源 スイッチを押して落とす必要がある。RedHatLinux7.1のカーネルは2.4.Xなので、ACPI BIOS を搭載したLibretto L1の電源を自動的に落としてくれるはずと考えていたが、現状ではう まく機能していない。 2.11 制御キー(省電力機能など) 制御キーFn+F1、F2、F3、F5が使用できない。かろうじてFn+F4でビープ音の設定のみ可能。 ・Fn+F1:画面ロック ・Fn+F2:省電力の設定(CPU Power、LCDの明るさなど) ・Fn+F3:スタンバイ、サスペンドの設定 ・Fn+F4:ビープ音の設定 ・Fn+F5:画面切り替え(LCD、外部CRT) -------------------------------------------------------------------------------